子どもにはある程度の金銭感覚を身につけてもらいたい!お小遣いはいつから渡すのがいいかしら?
キャッシュレス決済が主流になっている現在、子どもの金銭感覚がなかなか身につかないという問題が発生していますよね。
子ども達は、ケータイ電話をかざすだけで物が購入できている場面をよく見ています。しかしその場面を見ただけでは、お金と物が交換されているということを理解できません。
お金は有限にある!どれだけでも物は手に入る!と思ってしまっても仕方がないと思いませんか?
そうはなってほしくない!そこで、我が家はお小遣い制を取り入れてみました!
お小遣い制を取り入れたのは、年少児(4歳9か月)のお正月から。当時検索したサイトのやり方を、まるまる採用しました!
本記事では我が家のゆるゆるお金教育を紹介していきたいと思います♪
子どもへのお小遣いはいつから?未就学児からのゆるゆるお金教育
我が家でお小遣い制を取り入れたのはいつからかといえば、それは子どもが年少児(4歳9か月)のとき。お正月にお年玉をいただき、「千円だけ娘に渡そう!じゃあお財布いるよね♪」などと旦那と話し合ったのがきっかけでした。
未就学児からお小遣い制を取り入れた理由
前々から旦那はちょこちょこお小遣い制について口にしていたのですが、私はまだ早くない?とも思っていました。しかし、あるサイトを見て考えが一変!
FPの方が書かれたサイトだったのですが、そこには「未就学児から始めても早くはない!」という内容が書かれていました。
現在そのサイトを見つけられず…。ご紹介できないのがとっても残念です。
その他にも以下の理由から、お小遣い制を取り入れることを決意しました!
3つ目の項目、「ある程度お金が数えられるようになっていた」のは、きっと"あること"をしていたから。その"あること"は何なのか、次項で紹介しますね!
お小遣い制を取り入れる前に…!2歳からのお金教育(?)
お小遣い制を取り入れる前から、小銭は「とりだし君」という貯金箱に入れて管理していました。当時は何も考えていませんでしたが、今思えばこれもお金教育の一環になっていたのかも…?
「とりだし君」では、お金を投入すると貯金箱の中をコロコロと転がり、硬貨が自動的に分かれて収納されます。取り出すときも、必要な硬貨を1枚ずつ取り出せます。
容器が透明で中身が見えるため、子どもはよく、硬貨が分かれて収納されていく様子をじっくり眺めたり、硬貨を出し入れしたりして楽しんでいました♪
保育園の集金で小銭が必要なときには、子どもに「200円ください!」などと言って銀行ごっこ(?)をすることも。また、お店屋さんごっこの際に近くに置いて、本物の硬貨を使ってやり取りすることもありました。
そうしていく中で、それぞれの硬貨がいくらなのかを楽しみながら自然に理解していきました♪
これはいつからでも始められますよね♪ぜひあなたのご家庭でも取り入れてみてはいかがでしょうか?
お小遣い制の内容やルールは?
お小遣いで渡す金額やルールは、当時私が見たサイトに書いてあったことを、まるごと取り入れさせていただきました。
我が家のお小遣い制
<内容>
- 渡す日:毎週土曜日
- 金額:20円(年中児の段階で)
<ルール>
- お小遣い帳に収支を記載する(子どもが書いても、親が子どもと一緒に書いてもOK)
- 必ず必要なもの・みんなで使うもの・みんなで食べるものは親が買う、そうでないものはお小遣いから出す
- その時の気分など、大人の勝手な理由でルールを崩さない
- 子どもが決めたお金の使い道には口出ししない
週1で20円渡すので、月で考えると80円になります。
この金額が、我が家にとってはなんとも言えないくらいベストプライスでした!
そのように感じた理由がこちら。
ただし、お祭りや、お出かけに行った際のお土産などは親が購入していました。やっぱりそこでは思いっきり楽しんでほしいですしね!(結局ゆるゆるです(笑))
また、子どもが「お金を貯めて○○を購入したい!」と考えられる段階になると、子どもも親自身も、なかなか貯まらないことをもどかしく感じるかも…。その際、我が家は報酬制も取り入れてみました。
「【子どもへのお小遣い】報酬制の失敗談!やってはいけない方法とは?」では、報酬制お小遣いについて紹介しています。→改装中
用意したもの3点
お小遣い制を始める際に用意したものは、以下の3点。
- お小遣い帳
- 財布
- 電卓
お小遣い帳
お小遣い帳はセリアで購入しましたが、その後ダイソーでも同じものが販売されているのを見かけました。中身はこんな感じです。
「月日」「ことがら」「入ったお金」「使ったお金」「のこりのお金」を記入する欄があります。
記入する際は、とにかく無理せず!写真にのっているページは奇跡的に子どもが全て書いていますが(最初のほうは私と一緒に書いてます)、もちろん私が書いた時もありました。
小さい子どもにとっては、「書く」という行為はなかなか大変な作業なので、「今日は自分で書く?ママが書く?」と聞いてから記入。書かないときは子どもに電卓で計算してもらったり、時間がないときは私がひっそりと記入したりすることも!
無理なくゆるゆるでやっています♪(笑)
財布
財布は子どもに自分で選んでもらいました。
高い財布を選ぶ娘…。実にお目が高いww
お小遣いを利用する時は自分の財布から自分で支払います。(お金を用意するのは、レジでやっていると時間がかかるので、もちろん事前に!)
お気に入りの自分の財布があることで、娘も喜んでいました♪
電卓
お小遣い帳を記載するときに使います。電卓は我が家にもともとあった物を使用しました。もし家に電卓がない、という方は100均でも購入できますし、携帯電話の電卓機能を使用してもいいですね♪
電卓のほうが子どもの気分が上がっていたので、どちらかといえばしっかり用意することをおすすめします!
お小遣い制を継続するには?子どもの姿に目を向けて!
未就学児からお小遣い制を取り入れてみて、どうだったか…。その答えは、確実に胸を張って「よかった!」と言えます!
子どもの金銭感覚が徐々に身についてきているのが、目に見えて分かります。
「子どものお小遣い制はメリットだらけ!開始8ヶ月で現れた効果は?」では、お小遣い制のメリット・デメリット、実際の取り組みの様子を紹介しています。
お小遣い制で大切なこと
お小遣い制を取り入れる際は、注意しなければならないことがあります。
それは"子どもの気持ち"です。
例えば、今までおねだりすればなんでも買ってもらえた、という状況の子について考えてみましょう。お小遣い制を取り入れると、今まで手に入っていたはずのものが手に入らなくなります。
そのうちお小遣い制を嫌がるようになるのは目に見えていますよね。
他にも、お小遣い帳を書くことを強制され、やりたいことがやれなくなったりすると、きっと嫌になると思います。しかし、お小遣い制を楽しんで行えるか、嫌々行うかは、親の持っていき方次第かな?と…。
次項では、お小遣い制を取り入れる際に注意することを紹介します!
注意すること
子どもがお小遣い制を喜んで行えるようにするには、以下のことが必要だと考えます。
「お小遣い帳を自分で書いてほしい!」「お金を自分でレジの人に渡してほしい!」などと、いろいろと親の欲が出てしまうこともあると思います。しかし、そんな時は"お小遣い制で何を身につけてもらいたいのか"を考えてみましょう。
私の場合は、「お金は有限ではない、お金が足りなければ物は買えない」ということを知ってほしかった。それが達成できれば、他のことは特にやらなくてもよし!です(笑)
また、"自分でお金を自由に使える"と喜んでもらうためにも、「え~?それ買うの?」なんてことは決して言わないようにしましょうね!
まとめ
「お小遣い制、いつから始めようか…。」とあなたがもし考えているのであれば、ぜひお子さんと話し合ってみることをおすすめします♪
欲しいものが少しでも我慢できるような年齢であることが望ましいのかな?というのが、私の見解です。
最初のうちは、お金があればあるだけ使うと思います(笑)しかし、その中でも「これは買えて、これは買えないのか…。」という学びがあります!
他にもお小遣い制を通して、様々なことができるようになりました。なんと!最近になって(お小遣い制を取り入れてから8か月目)「欲しいものがあるからお金貯める!」というようにもなりました。
最初は「これで大丈夫?」と思うかもしれませんが、確実にお金を管理する力が身についていきますよ♪それを信じて、あなたの家庭でもぜひ始めてみてくださいね。