38㎝のケンケンパリングを購入しようと思ってるんだけど、いいよね?
もうあなたもご存じかもしれませんが、ケンケンパリングには直径28㎝、38㎝、48㎝の3種類のサイズがあります。あなたも、迷いに迷って38㎝の購入を決断したのかもしれませんね。しかし、あなたが後悔しないよう、今一度本記事を確認していただきたい!
購入するにあたり、38㎝のケンケンパリングが不向きな場合があるのです。それは、ケンケンパリングを使って子どもにケンケンパの練習をと考えている場合や、ケンケンパリングを使う子どもが3歳以下の場合です。
これに当てはまるにもかかわらず、今後長く使えるように...と38㎝のケンケンパリングの購入を考えているあなた。「大は小を兼ねる」とよく言いますが、ケンケンパリングに限って言えば、「小は大を兼ねる」のです!どういう意味なのか…本記事をぜひ確認してみてくださいね。
38㎝のケンケンパリングが不向きな人!ポイントは片足ジャンプの距離
直径38㎝のケンケンパリングが不向きで、購入をおすすめできない方はこちら。
38㎝のケンケンパリングが不向きな人
- 子どもにケンケンパの練習をさせたい人
- 保育園・幼稚園児からの使用を考えている人
- 脚力がまだ未発達な子の使用を考えている人
子どもにケンケンパの練習をさせたい人
子どもにケンケンパリングを購入することで、まだできないケンケンパができるようになれば...と考えている人は38㎝のケンケンパリングは不向きです。
なぜ不向きなのか…その理由は、ケンケンのジャンプが次のリングまで到達しないからです。詳細については次項で詳しくお伝えしていきます。
私も娘が3歳の時に、ケンケンパができるようになれば…と思いケンケンパリングを購入しました。私が購入したのは28㎝のケンケンパリングです。購入する際はとても迷いましたが、現在も選択に間違いはなかったと感じています。
5歳の現在も28㎝のケンケンパリングがジャストサイズです!
保育園・幼稚園児からの使用を考えている人
年長児からの使用という場合であれば、そこまで強く38㎝サイズが不向きであることを主張しません。しかし、保育園・幼稚園児にとってのジャストサイズは38㎝ではなく28㎝であるということは確かです。
保育園・幼稚園児はまだ足も小さいですし、ジャンプ力も低い。ましてや片足でジャンプするとなると、そこまでの距離は出ないでしょう。この場合も、ジャンプが次のリングまで到達しないという理由でおすすめしません。
脚力がまだ未発達な子の使用を考えている人
脚力がまだ未発達である場合も、上記と同じくジャンプが次のリングまで到達しないという理由で、38㎝のケンケンパリングは不向きだと言えます。
逆に、保育園・幼稚園児であったとしても、脚力があり、片足で遠くまでジャンプができる子の場合は、38㎝のケンケンパリングでも問題ないということですね。
ポイントは片足でジャンプしたときにどれだけ跳べるか、という点です!
片足でジャンプをした際、最初のつま先位置から、次に着地した場所でのつま先位置までの間隔が40㎝以上であれば38㎝サイズのケンケンパリングでも問題ないかもしれません。
3歳児が38㎝のケンケンパリングを跳ぶとどうなるか?
ケンケンパ練習時、3歳娘の足サイズと38㎝のケンケンパリングのサイズ感について検証していきます。また、28㎝のケンケンパリングを使用した娘の様子もお伝えしていきますね。
3歳娘の足と38㎝ケンケンパリングのサイズ感
ケンケンパ練習時の3歳娘の足サイズは15㎝。ケンケンパリングの幅が2㎝であるため、直径38㎝のケンケンパリングの内径は34㎝です。つまりケンケンパリングの大きさは、内径で考えても娘の足サイズの2倍よりさらに大きいということになります。
ケンケンパリング同士を繋げるジョイントの大きさは8㎝。リングとリングを繋ぎ合わせると、その間に約4㎝の距離が生じます。
そう考えると、娘はリングから次のリングまで移動するのに、42㎝(つま先からつま先までの距離)跳ぶ必要があるということになるのです。(つま先から踵までの距離だと27㎝。)
ケンケンがままならない状態での42㎝はなかなか厳しいものがありますよね。
ケンケンパ練習時は28㎝サイズでもいっぱいいっぱい
現在28㎝のケンケンパリングを使用している我が家。現在では上手にリングの中に足を収めてケンケンパができていますが、ケンケンパ練習時はそうではありませんでした。
当時は、お馴染みの「ケン、パー、ケン、パー、ケン、ケン、パー」の跳び方であれば、「パー」の部分でなんとか帳尻合わせし、最後まで跳べているような状態。しかし、「ケン、ケン」と片足ジャンプが続くところは28㎝サイズでさえ足がリングの手前側に着地していました。
応用して「ケン、ケン、ケン」と片足ジャンプを3回繰り返した場合は、もう最後のリングまでたどり着きません(笑)ケンケンパリングはないものとして跳びますし、たまに引っかかります。
38㎝のケンケンパリングで跳んだ場合の悪影響
28㎝のケンケンパリングで跳んだ様子を見る限り、38㎝となるとより次のリングまではジャンプが届きにくくなるでしょう。子どもはもちろんリングを目標として跳ぼうとします。それなのに次のリングまで届かないとなると、どのように感じるでしょうか?
次のリングまでの距離が飛距離に対して長すぎると...
- ケンケンパのハードルが高くなる
- 「自分にはできない!」という思いが高まる
- ケンケンパの練習をしたくなくなる
全くいいことはありませんよね。たとえケンケンパリングを気にせず跳ぼうとする子だったとしましょう…。その場合、ケンケンパリングは必要でしょうか?
今後長く使いたいと思って購入しても、サイズが合わなければすぐに使わなくなってしまう可能性が…!
28㎝は38㎝のケンケンパリングを兼ねる?
ケンケンパの練習目的でケンケンパリングの購入を考えている場合、28㎝は38㎝サイズのケンケンパリングの役割を兼ねられると思います。よく「大は小を兼ねる」といいますが、この場合は「小は大を兼ねる」という逆パターンになるのです。
大人が跳んでも問題なし!28㎝サイズの跳び心地
28㎝サイズのケンケンパリング。大人が跳ぶとさぞかし窮屈なのでは?と考える方もいるのではないでしょうか?しかし、足のサイズが23.5㎝の私が跳んだときの跳び心地はこちら。
大人が28㎝サイズを跳んだときの跳び心地
- 足はリングの上に乗る
- 足がリングの上に乗っても痛くはない
- 跳んで窮屈で跳びづらいという感覚はない
確かに足はリング内に収まりきらずリングの上に乗ってしまいます。しかし痛くもなく、跳びにくいという感覚もありません。
38㎝にあって28㎝にないもの!それはトレーニング力
28㎝のケンケンパリングの跳び心地は、大人でも跳びにくいものではありませんでした。しかし、あえて28㎝のケンケンパリングに足りないものをあげるとすれば、それはトレーニング力です!
やはり小学生ぐらいにもなると脚力も付いてきて、楽にケンケンパができるようになってくると思います。そうなってくると38㎝のケンケンパリングを跳んでいるほうが、足などの筋力を使う必要があり、より足腰が鍛えられるのです。
28㎝サイズでも足腰が鍛えられないわけではないため、家庭で使用する場合においては小学生でも28㎝サイズで問題ないと思います。しかし、保育園児~小学生を対象とした運動教室などでケンケンパリングを使用する場合は、保育園児には28㎝、小学生には38㎝とそれぞれに合ったサイズのケンケンパリングを用意してあげるのがいいでしょう。
脚力やバランス感覚、反射神経などを鍛えるものとして、トランポリンやジャンピングボードもおすすめです。それらについては「ジャンピングボードとトランポリンの違いは安全面・収納面・手軽さ!」(→改装中)の記事で書いているため、気になる方はぜひのぞいてみてください♪
38㎝のケンケンパリングのメリットは遊び方が豊富なところ
ここまで保育園・幼稚園児には28㎝のケンケンパリングが適していることをお伝えしてきました。しかし、38㎝のケンケンパリングを購入した場合でも、デメリットばかりというわけではありません。
保育園・幼稚園児が38㎝のケンケンパリングを使用する場合にメリットになる点、それは、
様々な遊び方を楽しめる点!
38㎝のケンケンパリングであれば、小型のフラフープのように遊ぶことも可能です。腰まで持ち上げて電車ごっこをしたり、腰で回してみたりして楽しむのも28㎝サイズより余裕をもって楽しめますよ。
ケンケンパリングの様々な遊び方については「ケンケンパリングの遊び方はトレーニングや知育遊びまで無限大!」でも紹介していますので、興味のある方はのぞいてみてくださいね♪
38㎝のケンケンパリングを購入する際は慎重に!
子どもが保育園・幼稚園児であるにもかかわらず、今後のことも考えて38㎝のケンケンパリングを購入しようと思っていた…。そんなあなたは今一度検討しなおしてみてください。38㎝のケンケンパリングを購入したがために、子どもがケンケンパを嫌いになってしまった…という最悪な事態になる可能性がないとも限りません。
それぞれの年齢に合ったサイズを選ぶことでより効果的にケンケンパリングを魅力を享受できますよ♪