子どもに家でも運動遊びを楽しんでもらいたい!お金を掛けずに牛乳パックで何かできないかしら?
牛乳パックを使用した運動遊びはたくさんありますよ!本記事では牛乳パックを使用した運動遊びを5選紹介していきたいと思います。
子どもの遊具はなにかと高額ですよね…。購入したとしても、長く楽しんで遊んでくれるかも心配です。そのような場合は家庭にある牛乳パックで遊具を作ってみましょう!牛乳パックさえあればとても簡単に作れますし、強度もばっちりで、大人も一緒に遊べますよ♪
ぜひ本記事を参考に、お金をかけず地球にも優しい牛乳パック遊具を作り、お子さんと一緒に運動遊びを楽しんでみてください!
運動遊びを楽しもう♪牛乳パックブロックの基本の作り方
用意するもの
こちらが基本の牛乳パックブロックです。運動遊びで使用できるよう、丈夫に作っていきましょう!用意するものはこちら。
私は牛乳パックブロックの中に、折りたたんだ牛乳パックを詰めます。しかし、他にも折りたたんだ新聞紙や、ジャンバラにした段ボールを入れていくパターンもあります。
牛乳パックをたくさん用意できる家庭であれば、牛乳パックブロックの中に詰めるものは、やはり牛乳パックがおすすめ!理由は、手軽に丈夫な牛乳パックブロックを作れるからです。運動遊びに使用する際は、子どもが(たまに大人も一緒に)その上に乗るため、壊れにくい丈夫なものを作る必要があります!
牛乳パックブロックで遊具を作れば、エコだし、捨てるために牛乳パックを切りひらくという手間も省けて一石二鳥です♪
牛乳パックブロックの作り方
1、6個の牛乳パックを画像のようにつぶして折る
2、1を上下交互に重ね、牛乳パックの中に詰める
3、残った牛乳パックの側面を1辺だけ切り、2にかぶせる
4、布ガムテープでとめる
基本の作り方は以上です。これを2個くっつけたり、縦に長くくっつけたりしていくことで、様々な運動遊びを楽しめますよ♪使用する際は、中の牛乳パックが足に対して縦になるようにしてくださいね。
次項からは牛乳パックブロックを使用した運動遊びを5選紹介していきます。
牛乳パックを使った運動遊び:①バランスストーン
バランスストーンとは、高さや大きさの異なるストーンの上をバランスをとりながら歩いて遊ぶ遊具です。バランスをとりながら遊ぶため、体幹やバランス感覚、集中力なども養われる運動遊びです。牛乳パックブロックを使用してでも、同じような運動遊びができますよ!
用意するもの
- 大きさや高さが異なる牛乳パックブロック
- 滑り止めシート
飛び移ったときに牛乳パックブロックがずれて転倒するのを防ぐため、下に滑り止めシートを敷いておくと安心です!
遊び方
大きさの異なる牛乳パックブロックを並べ、その上を落ちないように渡り歩く!これだけですが、子どもが盛り上がって楽しめる運動遊びです。
牛乳パックブロックの並べ方については、以下のような並べ方があります。
- 丸く並べる…終わりなくずっと歩いていられる
- 間をあけてまっすぐ並べる…2人で両端から歩き始め、じゃんけん対決をするのもおすすめ
- ランダムに置く…どのブロックになら行けそうか、考えながら遊べる
年齢に合わせて並べる間隔を広げるのも楽しいですね♪その際は転倒の危険性がない範囲で行いましょう。
牛乳パックを使った運動遊び:➁階段・坂の上り下り
牛乳パックブロックを並べ、階段や坂の上り下りをする運動遊びができますよ♪階段の上り下りもできるようになる1歳児。始めから家の階段で上り下りを練習するのは少々恐いですよね(大人側が(笑))。牛乳パックブロックを使用した階段なら段差も少ないため、安心して見守れますよ。
年齢が小さい場合は全身を使った運動遊び、4,5歳になっても、下半身の筋肉を鍛える運動遊びとして楽しめます♪
用意するもの
- 階段状になるだけの牛乳パックブロック
年齢が4,5歳と大きい場合は、牛乳パックブロックをくっつけて板上にしたものを階段状に並べるだけでOK!年齢が小さい場合は、牛乳パックブロックを階段の形にして全て布ガムでくっつけてしまうほうが安心です。
遊び方
階段状になった牛乳パックブロックを上り下りして遊ぶ。その上にマットレスや布団などをかぶせれば坂の上り下りとしても遊べます!その際、かぶせるものは階段の大きさや幅に合ったものを選び、危険のない遊び方を心掛けましょう。
牛乳パックを使った運動遊び:③平均台
牛乳パックブロックは平均台としても活躍します。平均台はバランスストーン同様、体幹やバランス感覚、集中力などが養われる運動遊びです。我が家でも室内の運動遊びといったらこれ!というぐらいによく使用しました。
用意するもの
- 1,2歳の場合…2個くっつけた牛乳パックブロックを必要な長さ分
- 3歳以上の場合…牛乳パックブロックを長くつなげ、固定させたもの
遊び方
1,2歳児の場合はまだある程度幅が必要です。ですので、2個くっつけた牛乳パックブロックを必要な長さ分並べ、その上を歩いてみましょう!
3歳以上になると、ある程度バランスをとれるようになってきます。様子を見ながら幅を狭めてみましょう。幅を狭めた場合は転倒を防ぐため、牛乳パックブロックを布ガムテープでつなぎ合わせ、しっかり固定させましょう。
右足、左足...と交互に足を出して進んでいってもいいですし、それがまだ難しい場合は横歩きをして進んでも楽しいですよ♪
牛乳パックを使った運動遊び:④大型積み木遊び
牛乳パックブロックは大型積み木としても遊べます。「積み木遊びが運動遊び?」と疑問に感じるかもしれませんが、大型の積み木は、運んだり持ち上げたりしているだけで十分運動遊びになります!
現在1歳半の息子も、よく牛乳パックブロックを積み重ねているのですが、積み木を持ち上げる際は体全体を使って若干息を荒らげながら運んでいますよ(笑)
用意するもの
- 好きな形、大きさにした牛乳パックブロック
おすすめは牛乳パックブロックを2個くっつけたものです。息子はよくそれを積み重ねて遊んでいます。様々な形があっても楽しいですね♪
遊び方
牛乳パックブロックを積み重ねたり、並べたりして遊ぶ。牛乳パックブロックを縦に立てて並べ、大型ドミノのようにしても遊べますよ。並べたものを電車や車などに見立てて乗っても楽しいです♪
高く積み重ねる際は、倒れた際にそれが子どもにあたって怪我しないよう注意してくださいね!
牛乳パックを使った運動遊び:⑤トンネル
牛乳パックブロックを布ガムテープで繋ぎ合わせ、トンネルとして使うことも可能です。トンネルをハイハイのような姿勢になってくぐると、いい運動遊びになります。
ハイハイは赤ちゃん時期にとても大切な動きです。トンネルをくぐると自然とハイハイの体制になりますよね!子どもがあまりハイハイをせずに歩き始めてしまったという場合は、トンネルの運動遊びでハイハイの動きを促してあげるといいですよ♪
用意するもの
- 牛乳パックブロックたくさん
- 布ガムテープ
牛乳パックブロックを繋ぎ合わせて以下のようなトンネルを作ってみましょう!
家庭で使用するもののため、見た目は気にせず牛乳パックが丸見えになっています…(汗)気になる方は、布ガムテープを全ての面に巻き付けたり、布をボンドで張り合わせたりするといいですよ。
そうしたほうが強度も上がり長く使えます!
トンネルを作るにはとにかく牛乳パックブロックがたくさん必要となります。我が家ではもともと牛乳、コーヒー牛乳、乳酸菌飲料、ジュース、ほぼ全ての飲み物をパックで購入しているためすぐ集まりました。しかし、そうでない場合は牛乳パックが集まるのを気長に待つ必要があるかもしれません。
遊び方
牛乳パックブロックで作ったトンネルをくぐって遊んでみましょう!トンネルの上部分にひらひらとスズランテープなど、様々なものを垂らしておくのも楽しいですよ♪
また、このトンネルはトンネル以外にも様々な遊び方ができます。床に横倒しにして置けば平均台として使えますし、ジャバラを折りたたんで置けばお風呂ごっこなどをして楽しめます。それこそ子どもの想像力次第で無限大なので、手間はかかりますが作って家族で楽しんでみてはいかがでしょうか?
牛乳パックでも十分運動遊びを楽しめる!
本記事では牛乳パックを使用した運動遊びを紹介しました。
- バランスストーン
- 階段・坂の上り下り
- 平均台
- 大型積み木遊び
- トンネル
牛乳パックさえあれば意外と簡単に牛乳パック遊具を作れます。お金をかけずに家にあるもので十分運動遊びが楽しめるとなれば、やらない手はないのではないでしょうか。
牛乳パック遊具は確かに、見た目や使用感が正規品とは若干異なります。しかし、運動遊びとしての子どもへの効果は正規品と比べてもそこまで引けを取らないのではないかと私は考えています。
つなぎ合わせ方や置き方次第で変化自在の牛乳パックブロック!あなたもぜひ作って運動遊びを楽しんでみてくださいね♪